【2月23日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは22日、第27節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)が4-1でサンダーランド(Sunderland AFC)を下した。

 バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)で不満を残す敗戦を喫していたアーセナルだが、オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が2得点の活躍でチームを立ち直らせ、同時に自身にとっての難しい1週間に区切りをつけた。

 私生活の醜聞がメディアに暴露され、前週末には公式に謝罪を行っていたジルーだが、本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)で前半に2得点を挙げて勝利への足がかりを作り、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督率いるアーセナルはチェルシー(Chelsea)と勝ち点1差の2位を守った。

 アーセナルは前半終了間際にトマス・ロシツキー(Tomas Rosicky)が素晴らしいコンビネーションから3得点目を記録すると、後半11分にはローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)がヘディングシュートを決め、サンダーランドが逆転不可能な点差をつけた。

 一方、サンダーランドは3月2日に行われるマンチェスター・シティ(Manchester City)とのキャピタル・ワン・カップ(Capital One Cup 2013-14)決勝へ向け、自信を深めたいところだった。

 しかし、散々な内容に終わったこの試合から前向きな部分をみつけることは難しく、試合終盤の後半36分にエマヌエレ・ジャッケリーニ(Emanuele Giaccherini)が1点を返したのがやっとだった。(c)AFP/Ian Winrow