【2月19日 AFP】アルゼンチン中東部サンタフェ(Santa Fe)州で18日午前10時(日本時間同日午後10時)ごろ、大きな爆発音を聞いたとの通報が相次ぎ、専門家らは隕石(いんせき)が地面に落下したのではないかとの見解を示している。

 爆発音が聞かれたのは、首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)から北西に約350キロの地方部。周辺住民によると、爆音とともに地面や建物が揺れたという。

 これについてブエノスアイレスにあるプラネタリウムのアンドレア・クレリチ(Andrea Clerici)氏は地元テレビ局に対し、「隕石の可能性がある」と話した。

 現在のところ、隕石の破片は発見されていないが、サンタフェ天文台(Santa Fe Astronomical Observatory)の天文学者ホルヘ・コグラン(Jorge Coghlan)氏は地元ラジオ局に対し「隕石が大気中で分解した可能性がある」と説明している。(c)AFP