【2月18日 AFP】インドネシア・バリ(Bali)島の沖合で先週、日本人女性7人がスキューバダイビング中に行方不明になった事故で、現地の救助隊は18日、このうちの1人とみられるダイバーの遺体を発見したと発表した。

 現地の捜索救助隊によると、女性の遺体は現地時間午後6時10分(日本時間同日午後7時10分)ごろ、バリ島南部のセラガン(Seaman)島の沖合で浮かんだ状態で発見された。その後、検視のため、バリ州の州都デンパサール(Denpasar)の病院へ搬送された。

 行方不明となった7人のうち5人は前日救助されており、当局では特徴などから、発見された遺体は残る2人のうちのどちらかとみている。

 一行は前週14日に、バリ島の東隣のレンボンガン(Lembongan)島からダイビングに出掛けた。17日に救助された5人は、近くのペニダ(Penida)島沖のサンゴ礁につかまっているところを発見された。

 7人目のダイバーの消息について当局からの発表はまだない。(c)AFP