元セレソンのジーコ氏、W杯は母国ブラジルに期待
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■最大の敵はメッシを擁するアルゼンチン
ジーコ氏は、今の現役世代は、2002年大会の優勝メンバーであるロナウジーニョ(Ronaldinho)やロナウド(Ronaldo)に比べても華やかさがないと語る。
「今の選手は美しいサッカーをせず、効率的にプレーするんだ。まあ、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)には美しいプレーもあるけれどね」
ジーコ氏はまた、ルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督は勝つための方法を知っているとし、コンフェデレーションズカップ2013(Confederations Cup 2013)決勝でブラジルがスペインに収めた劇的な勝利は、「ファンとチームにW杯でやってやろうという闘志と自信を持たせた」と語った。
W杯でブラジルの前に立ちはだかるのは、機敏な動きを持ち味にするメッシを擁するアルゼンチンだとジーコ氏は警告する。
「メッシのいるアルゼンチンが、ブラジルの最大の敵だ。メッシがうまく働けば、アルゼンチンを優勝に導くかもしれない」