【2月15日 AFP】ソチ冬季五輪は14日、バイアスロン女子15キロメートル個人決勝が行われ、圧倒的なパフォーマンスをみせたダリア・ドムラチェワ(Darya Domracheva、ベラルーシ)が今大会2個目の金メダルを獲得した。

 女子10キロパシュートですでに金メダルを手にしているドムラチェワは、最初の立射で標的を外したものの、スキーで追走するライバルを突き放した。

 27歳のドムラチェワは43分19秒6を記録し、銀メダルを獲得したセリーナ・ガスパーリン(Selina Gasparin、スイス)に1分15秒7差をつけた。

 ドムラチェワと同じベラルーシ出身のナゼヤ・ピサラワ(Nadezhda Skardino、ベラルーシ)が44分57秒8で3位に入り、銅メダルを獲得した。

 地元ロシア出身で期待されていたオリガ・ザイツェワ(Olga Zaitseva、ロシア)は、序盤に力強いパフォーマンスをみせて観衆を期待させたが、射撃で2回のペナルティーを受け、最後は15位に終わった。

 日本勢は鈴木芙由子(Fuyuko Suzuki)の52位が最高で、小林美貴(Miki Kobayashi)が68位、中島由貴(Yuki Nakajima)が75位、鈴木李奈(Rina Suzuki)は途中棄権となった。(c)AFP