カメラマンに発炎筒投げて死亡させた容疑で男を逮捕、ブラジル
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【2月14日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で街頭デモを取材中に発炎筒が頭部に当たったテレビ局の報道カメラマンが4日後に死亡した事件で、ブラジル警察は12日、発炎筒を投げた容疑で23歳の男を逮捕したと発表した。一方、過激化するデモ参加者らに極左政党が報酬を支払っているとの疑惑が浮上し、ブラジル政界に波紋が広がっている。
サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)が4か月後に迫ったリオで6日、デモを取材していた報道カメラマンのサンチアーゴ・イリジオ・アンドラージ(Santiago Ilidio Andrade)さん(49)の頭部に発炎筒が当たった。アンドラージさんは昏睡状態になり、事件から4日後の10日に死亡した。
警察は10日、発炎筒を投げた男をカイオ・シルバ・デソウザ(Caio Silva de Souza)容疑者(23)と特定し、12日早朝、リオから北に1500 キロ以上離れた同国北東部バイア(Bahia)州のホステルに宿泊していた同容疑者の身柄を拘束した。アンドラージさんの死亡に関連して有罪になれば、デソウザ容疑者は禁錮35年の刑が科される可能性がある。
ブラジル紙グロボ(Globo)のニュースサイトG1によると、デソウザ容疑者は身柄を拘束された際、アンドラージさんが死亡したことに対し許しを求めるとともに、投げた物が発炎筒だったとは気付かなかったと話したという。またG1によると、同容疑者は当初ブラジル北部のセアラ(Ceara)州にある祖母宅に潜伏することを考えていたが、恋人の女性が出頭するよう促したという。
警察の取り調べに対しデソウザ容疑者は、金銭と引き替えにデモに参加するよう頼まれたと供述している。大衆紙Extraに掲載された警察発表によるとデソウザ容疑者は、デモ参加者の中でも最も過激とされる貧困層や労働者の人たちの中には、食費や旅費を支給されている者もいると語ったという。(c)AFP