レッタ伊首相が辞意表明、後任はレンツィ氏が有力
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【2月14日 AFP】イタリアのエンリコ・レッタ(Enrico Letta)首相が13日、辞意を表明した。自らの中道左派・民主党(PD)内部で首相交代を求める声が強まったためで、後任には左派のマッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)書記長(党首、39)が有力視されている。
レッタ氏は、14日にジョルジョ・ナポリターノ(Giorgio Napolitano)大統領に辞表を提出する意向を示した。左右両派の連立という困難なかじ取りを任された同氏の首相在任期間は1年にも満たず、同国が苦しい不況から脱け出そうとし始めた矢先だった。
レンツィ氏とレッタ氏の間では、これまで数週間意見対立が続いていた。レンツィ氏が首相交代を求める動議を提出すると、指導部内の投票で賛成136、反対16という大差で可決された。
野心家でメディア戦略にたけたレンツィ氏は、昨年12月に書記長に選出されて以来、必要不可欠な政治改革への取り組みが遅く、非常に高い失業率への対応も不十分としてレッタ首相を批判し続けていた。
ナポリターノ大統領は近くレッタ氏の後継者を正式に指名しなければならないが、事実上レンツィ氏が就任確実とみられ、来週までに新内閣が発足する可能性もある。(c)AFP/Dario THUBURN