【2月13日 AFP】ソチ冬季五輪は13日、フリースタイル・男子スロープスタイルが行われ、決勝に進出したスウェーデンのヘンリック・ハーロウ(Henrik Harlaut)選手が、惜しくもメダルには手が届かなかったものの、スキーパンツがずり落ち、下着が丸見えになったことで確実に世界の観客の目をくぎ付けにした。

 ドレッドヘアと、普段からスキーパンツを腰の低い位置まで下げてはくいわゆる「腰パン」を定番スタイルにしているハーロウ選手だが、決勝でコースを滑り降りてくると徐々にパンツが下がり始め、最終ジャンプの着地時にはほとんど膝までずり落ちていた。

 ハーロウ選手は、大技に挑む際にも「腰パン」が邪魔になっているとは考えていないとしている。AFPに対し、「こんな感じでもう10年滑っている。これが自分のスタイル。すごく楽なんだ」として、「変えるつもりはない」と断言した。さらに同選手は、ズボンの下にはカラフルな下着を着用しており、「サスペンダーで(スキーパンツを)留めているから」下半身が露出する恐れはなかったと語った。

 この競技でハーロウ選手は6位、金メダルを獲得したのは、米国のジョス・クリステンセン(Joss Christensen)選手だった。(c)AFP