■スペイン語話者が製作?

 カスペルスキーの研究者、コスティン・ライウ(Costin Raiu)氏は、このマルウエアは技術的に高度で、運用面のセキュリティーが通常のサイバー犯罪組織には見られないほど高く、最近までその活動を隠せていたことなどから、いずれかの国の政府が関与していた恐れもあると述べた。

 また同氏は、このマルウエアの製作者はスペイン語を話すとみられる点が非常に特徴的だと指摘し、「最近の攻撃の大半は中国語のコメントが非常に多く、APT(Advanced Persistent Threat、高度で執拗な脅威)にドイツ語やフランス語、スペイン語が使われることは非常にまれだ」と述べた。

 カスペルスキーの調査では、31か国の380団体が被害に遭っていることが確認されており、モロッコ、ブラジル、英国、スペイン、フランス、スイス、リビア、米国、イラン、ベネズエラでこのマルウエアの感染が多かった。(c)AFP