デモ取材中に負傷のカメラマンが死去、ブラジル
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【2月12日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で街頭デモを取材中に頭部を負傷し、脳死判定を受けていた報道カメラマンのサンチアーゴ・イリジオ・アンドラージ(Santiago Ilidio Andrade)さん(49)が、10日に死去した。所属するテレビ局バンデランテス(Bandeirantes)が11日、発表した。
アンドラージさんは今月6日、バス運賃値上げに反対するデモを取材中に発炎筒が頭に当たって昏睡状態に陥っていた。サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)を今年6月に、リオデジャネイロ夏季五輪を2016年に控えたブラジルでは、交通機関や教育、保健医療などの公共サービスの改善を求めるデモが昨年6月から散発的に続いており、選手や観戦者の安全をめぐる懸念が広がっている。
アンドラージさんの死を受け、ジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領や、サッカー・ブラジル代表チームのルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督といった著名人から暴力行為を非難する言葉が発せられている。
警察は、アンドラージさんの頭部に当たった発炎筒を投げたとみられる23歳のデモ参加者の行方を追っている。また、この発炎筒を拾い容疑者に渡したことを認めた22歳のデモ参加者が、故殺容疑で逮捕されている。(c)AFP