【2月12日 AFP】ソチ冬季五輪は11日、クロスカントリースキー男子スプリント・フリー決勝が行われ、ノルウェーのオーラビゲン・ハッテスタ(Ola Vigen Hattestad)が3分38秒39で優勝した。

 決勝では右カーブの坂を滑降する途中で出場した6選手中3選手が転倒、優勝を飾ったハッテスタと1秒22遅れで2位に入ったスウェーデンのテオドール・ペテション(Teodor Petersen)は難なく先を行く結果となった。

 同じくスウェーデンのエミール・イエンソン(Emil Joensson)は転倒事故の影響を最小限に食い止め銅メダルを獲得したが、医療スタッフに助け起こしてもらわなければ立てないほど疲弊していた。

 転倒により、ノルウェーのアンデシュ・グロエルセン(Anders Gloeersen)、スウェーデンのマルクス・ヘルナー(Marcus Hellner)、そして地元ロシアのセルゲイ・ウスチュゴフ(Sergey Ustiugov)はメダル獲得の夢を打ち砕かれ、ラウラ・クロスカントリースキー&バイアスロン・センター(Laura Cross-Country Ski & Biathlon Center)に訪れた観客を大きく失望させた。(c)AFP