【2月12日 AFP】ソチ冬季五輪は11日、フィギュアスケートのペア・ショートプログラム(SP)が行われ、ロシアのタチアナ・ボロソジャー(Tatiana Volosozhar)/マキシム・トランコフ(Maxim Trankov)組が世界最高得点を塗り替える84.17点を記録し、団体戦に続く2つ目の金メダルに王手をかけた。

 世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2013)を制したペアは、トランコフが軍服をイメージした衣装、ボロソジャーが舞踏会をテーマにした衣装に身を包み、ミスなくアラム・ハチャトゥリアン(Aram Khatchaturian)の「仮面舞踏会(Waltz Masquerade」を演じきった。

 この得点は、ボロソジャー/トランコフ組が1月の欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2014)で記録した83.98点を上回り、会場のアイスバーグ・スケーティング・パレス(Iceberg Skating Palace)でロシア国旗を振る母国のファンを歓喜に包んだ。

 世界選手権を4度制し、2010年のバンクーバー冬季五輪で銅メダルを獲得したドイツのアリオナ・サフチェンコ(Aliona Savchenko)/ロビン・ショルコウィー(Robin Szolkowy)組は、映画『ピンク・パンサー(Pink Panther)』のテーマに合わせたルーティンで安定した滑りを見せ、シーズンベストの79.64点で2位につけた。

 ロシアのクセニヤ・ストルボワ(Ksenia Stolbova)/ ヒョードル・クリモフ(Fedor Klimov)組は75.21点を記録し3位に入り、バンクーバー大会銀メダリスト、中国のホウ清(Qing Pang、クィン・パン)/トウ健(Jian Tong、ジャン・トン)組の73.30点を上回った。

 ロシアと旧ソ連構成国の選手たちは、五輪2連覇を果たしたリュドミラ・ベルソワ(Ludmila Belousova)/オレグ・プロトポポフ(Oleg Protopopov)組が1964年大会で初優勝して以来12個のタイトルを獲得し、50年にわたりフィギュアスケートのペア競技をけん引しているが、バンクーバー大会でペアとしては初めて表彰台入りを逃した。

 フリースケーティング(FS)は12日に行われる。(c)AFP