【2月7日 AFP】北朝鮮がロケット発射台の拡張工事をほぼ完了させており、早ければ来月にも最長50メートルまでのロケットを打ち上げることが可能になると、米シンクタンクが7日、発表した。

 米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)のシンクタンク、米韓研究所(US-Korea Institute)のウェブサイト「38ノース(38 North)」は、最新の衛星写真から、西海(ソヘ)衛星発射場(Sohae Satellite Launch Station)の発射台拡張工事がほぼ完成していることが分かったと述べた。

 最長50メートルのロケット打ち上げに対応した階層が追加されたことが画像から明らかになったという。2012年12月に衛星打ち上げに使用された「銀河(Unha)3号」ロケットよりも70%近く長いロケットを打ち上げることが可能だ。

「38ノース」は、今のペースで作業が進めば3月か4月にはロケット発射台の拡張工事は完了する見込みと述べた。(c)AFP