ベッカム氏、マイアミにMLSのクラブ設立を発表
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【2月6日 AFP】サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム(David Beckham)氏が5日、米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)に米メジャーリーグサッカー(MLS)のチームを発足すると発表した。
MLSコミッショナーのドン・ガーバー(Don Garber)氏とともに会見を開いたベッカム氏は、集まった報道陣に対し、マイアミデード(Miami-Dade)郡に世界クラスのスタジアムを建設できるよう働きかけていることを明らかにしている。
「ゼロからチームを作りたかった」と述べたベッカム氏は、リーグ22チーム目となるクラブをフロリダに発足する決断について次のように説明した。
「およそ10年前、ここにチームが存在し、残念ながら撤退したことは承知しています。しかし、現在マイアミは再びサッカーをするための準備ができたと理解しています」
「チームを作りたいという思いは、僕の信念としてあった」
ベッカム氏はまた、「われわれには世界的なチームを作る計画がある」と話しており、その根拠として米国サッカーが過去10年間でスポーツとして、そしてビジネスとして大きな発展を遂げたからだとしている。
ガーバー氏とマイアミデード郡のカルロス・ヒメネス(Carlos Gimenez)郡長に感謝を述べたベッカム氏は、スタジアム建設のために公的資金は投入せず、個人的なパートナーや、投資家からの出資を募っていることを明らかにした。
ベッカム氏は、パートナーの一人は妻のヴィクトリア(Victoria Beckham)さんが所属した「スパイス・ガールズ(Spice Girls)」のマネジャーで、現在は英国の音楽番組のプロデューサーを務めているサイモン・フラー(Simon Fuller)氏であることを明らかにしている。
ベッカム氏はチームがリーグに加盟できる時期を明言しなかったものの、報道では2016年か2017年になると伝えられている。(c)AFP