【2月1日 AFP】米国の首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)に飛来して住民たちの注目を集めたシロフクロウが先月30日にけがをしているところを保護され、治療を受けている。このフクロウは公共バスに当たってけがをしたとみられている。

 10日ほど前から北極原産で白い羽根と黄色い目が特徴的な堂々たる風貌のシロフクロウがホワイトハウス(White House)周辺の記念碑や階段の踊り場などに止まる姿が目撃されるようになり、熱狂的な関心を集めていた。

 けがをしているのが見つかったシロフクロウは警察に保護され、スミソニアン国立動物園(Smithsonian National Zoo)の動物病院で応急処置を受けた後、保護された小型の野生動物を治療して自然に返す活動などをしている非営利団体シティ・ワイルドライフ(City Wildlife)に移された。

 シティ・ワイルドライフによると、このフクロウは足指を折ったほか、内臓を傷めた恐れもあるという。