【1月31日 AFP】オーストラリア・アデレード(Adelaide)のアデレード動物園(Adelaide Zoo)は31日、同園で飼育されていた世界最高齢の83歳のフラミンゴが死んだと発表した。死因は高齢による合併症という。

 オオフラミンゴの「グレーター(Greater)」は、1933年にアデレード動物園にやってきた。同園で飼育されているあらゆる動物の中でも最高齢だった。

 同園には現在、他に60代のチリーフラミンゴ「チリー(Chilly)」がおり、グレーターと仲が良かったことから、飼育員らは「友の死」へのチリーの反応を注意深く見守っているという。

 同園によると、長命のフラミンゴとしては南米の動物園に67歳のフラミンゴが存命中という。野生のフラミンゴは天敵や病気などの影響を受けるため、寿命は25年ほどで、飼育下の個体より短命だ。(c)AFP