■激しい競争

 現在市場に出ている風力タービンで発電量が最も大きいのは、陸上用では1基の発電量が7500キロワットの独エネルコン(Enercon)のE126で、洋上用では独シーメンス(Siemens)と仏アルストム(Alstom)が出している同6000キロワットの製品だ。

 この分野では激しい競争が繰り広げられている。韓国のサムスン重工業(Samsung Heavy Industries)は昨年英スコットランド(Scotland)に7000キロワットの洋上風量発電機の試作品を設置した。

 仏アレバ(Areva)とスペインのガメサ(Gamesa)は先週、洋上風力発電機事業の統合について交渉中で、8000キロワットの風力発電機の共同開発を加速する計画だと発表した。(c)AFP