【1月31日 AFP】米女優のスカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)さん(29)が、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のイスラエル入植地で操業する企業の広告塔を引き受けて物議を醸したことをめぐり、2005年から務めていた国際NGOオックスファム(Oxfam)の広報大使を辞任した。

 オックスファムは声明で、ヨハンソンさんの辞意を受け入れたことを認め、エルサレム(Jerusalem)の東にある入植地に工場を持つイスラエルの飲料会社ソーダストリーム(SodaStream)をヨハンソンさんがPRすることは、同NGOでの役割と「相いれない」と説明。

「オックスファムは、パレスチナ人コミュニティーを支援しており、ソーダストリームをはじめ入植地で操業する企業により、そこに広がっている貧困と権利の否定が助長されると考えている」「イスラエル入植地で行われるあらゆる商業活動は国際法に照らして違法であり、オックスファムは反対している」と訴えている。

 ヨハンソンさんは今月初めにソーダストリームの世界広告塔に選ばれて以降、批判を受けていた。これに対しヨハンソンさんは、同社が「イスラエルとパレスチナの平和の懸け橋を目指し、隣人らが共に働き、平等な賃金、平等な待遇、平等な権利が享受されるための支援」に尽力していると反論していた。(c)AFP/Hazel WARD