【1月30日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王が31日発売の米誌ローリング・ストーン(Rolling Stone)の表紙に初登場し、米国ポップカルチャーのスターたちの仲間入りを果たす。

 これまでリベラル路線を貫きロック音楽ファンに支持されてきたローリング・ストーン誌の表紙を飾ってきたのは主にミュージシャンや映画スターたちで、ローマ法王が表紙になったのは初めて。

 表紙にはボブ・ディラン(Bob Dylan)が1960年代にリリースしたメッセージソング「時代は変わる(The Times They Are A-changin')」をもじって「フランシスコ法王:時代は変わる」との見出しが添えられている。

 ローリング・ストーン誌はウェブサイトで29日、フランシスコ法王の気さくな態度や、前任の2法王と比べて同性愛など物議となっている問題への寛容な対処を称賛している。

 昨年3月に就任したアルゼンチン出身のフランシスコ法王は、米誌タイム(Time)の2013年「パーソン・オブ・ザ・イヤー(Person of the Year、今年の人)」に選ばれている。(c)AFP