【1月29日 AFP】アルペンスキーW杯2013-14は28日、オーストリアのシュラートミング(Schladming)で男子回転が行われ、ノルウェーのヘンリク・クリストファーセン(Henrik Kristoffersen)が1分47秒43で優勝した。

 19歳のクリストファーセンは今季表彰台入り3回の成績を残しており、ソチ冬季五輪開幕前の最後の回転を制した。

 しかし、2位のマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)とは0.18秒差、3位のフェリックス・ノイロイター(Felix Neureuther、ドイツ)とは0.19秒差だった。

 2013年に同じコースで開催されたアルペンスキー世界選手権(2013 FIS Alpine World Ski Championships)でヒルシャーは金メダル、ノイロイターは銀メダルを獲得しており、今回のクリストファーセンの優勝は偉業ともいえる。

 この結果、クリストファーセンは男子回転のランキングでノイロイターと並ぶ総合2位に浮上し、50ポイント差で首位のヒルシャーを追っている。

 一方、今季のW杯24大会に出場しているヒルシャーは、総合優勝争いでノルウェーのアクセル・ルンド・スビンダル(Aksel Lund Svindal)との点差を22まで縮めている。

 ソチ五輪は2月7日に開幕する。(c)AFP