■ボストンの歓迎に感激するピアースとガーネット

 ネッツはアンドレイ・ブラッチ(Andray Blatche)がベンチスタートながらチーム最多の17得点を記録したほか、アラン・アンダーソン(Alan Anderson)とアンドレイ・キリレンコ(Andrei Kirilenko)がそれぞれ11得点を挙げた。

 しかし、この日のスポットライトを浴びたのはピアースとガーネットだった。

 彼らは古巣の仲間やスタッフ、そしてファンからあふれんばかりの愛情を注がれたことで試合に集中できなかったという。

 ピアースは15年間、ガーネットは6年間セルティックスで過ごし、2008年には欠かせない存在としてチームを通算17度目のファイナル制覇に導いた。

 セルティックスの本拠地TDガーデン(TD Garden)でビジターとしてプレーしたピアースは、「こうなることは想像もしていなかった」と話しており、「これまでで最もつらい試合だった。優勝がかかったどの試合よりも、また、勝敗が決まる第7戦のどの試合よりもね」と複雑な心境を明かした。

「この試合は、とにかく目の前のことに集中することが難しかった」と語ったピアースにとって、この試合はボストンで「旧交を温める」経験になった。

 ピアースは、「この時が終わってハッピーだ。これでバスケットボールに集中することができる」とコメントしている。

 ガーネットもピアースの意見に同意し、「ボストンに凱旋し、勝ててうれしい」と語った。

 しかし、ガーネットはボストンを宝物のように思う気持ちが、今回の歓迎でさらに深まったようだ。

「人々はいつも選手が忠実すぎると話す。だけど、そんなことは信じない。ボストンという街にはそれだけの価値がある。今夜は、それがまさに凝縮されていた」

(c)AFP