一方、イラシュコ・シュトルツはソチ五輪での女子ジャンプの本命は依然として高梨のままだとの見解を示している。

 イラシュコ・シュトルツは、「2連勝できたことで私のモチベーションはとても高いわ」とコメントした。

「今回の結果は私の自信につながるし、本当に良かった。沙羅は素晴らしいジャンパーなので、勝つのはとても難しい。だから私はこれから数週間、一生懸命練習しなければならない」

 高梨は現在総合ポイントで1000点を突破し、W杯個人総合の首位を守っている。

 女子ジャンプW杯は次戦から場所をオーストリアのヒンツェンバッハ(Hinzenbach)に移し、ソチ五輪開幕前の最後の2大会が行われる。(c)AFP