【1月24日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)は23日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第8シードのスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka、スイス)が6-3、6-7、7-6、7-6で第7シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を破り、自身初の四大大会(グランドスラム)決勝進出を果たした。

 準々決勝で全豪3連覇中のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を下して大金星を収めたワウリンカは、グランドスラムで通算17勝を誇るロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)がこの全豪で優勝できなかった場合、スイスの国内ランキングでも1位に輝くことになる。フェデラーは、2001年からその王座を独占してきた。

 3時間31分に及ぶ激闘を制したワウリンカは、試合終了後に喜びを表現した。

「言葉も出ないほど驚いている。試合に勝って決勝に初進出できるのがとてもにうれしい」

「試合に勝つために日々努力している。グランドスラムで決勝に行けるなんて思ってもみなかったことだ。今夜それがかなって本当に幸せだ」