スタジアムの訪問を終えたバルク事務局長は、「一体何を言えばいいのか」と切り出した。

「難しい問題だが、包み隠さず、率直な気持ちを話そう」

「みなさんも分かっていると思うが、現時点でスタジアムの状況は、われわれが望むところにない」

「建設が大きく遅れているというだけでなく、FIFAが設定した期限に一度も間に合ったことがない」

「2月18日までに完成させろと言っているわけではない。(評価チームの次回の訪問までに)工事が進んでいるところを見せてほしいだけだ」

「多くの人々がここを訪れたいと思っているし、前回優勝国はここで試合をしなくてはならない」

「だからこそ、われわれと州政府、クリチバの市議会との間で行った話し合いが、好ましい結果をもたらすことを願う。クリチバがW杯の会場から外されないという結果をね」