【1月21日 AFP】フランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領(59)の支持率が、女優との不倫疑惑が報じられた後にわずかながら回復したことが、20日に発表された世論調査会社BVAの調査結果で明らかになった。ただ、全体的な支持率は31%と、依然として低い水準にある。

 オランド大統領は、女優ジュリー・ガイエ(Julie Gayet)さんとの密会が報じられた後では初となる14日の記者会見では不倫疑惑についてはほとんど触れず、低迷するフランス経済の立て直しに焦点を絞った。記者会見後の16、17両日に実施された同世論調査で、オランド氏の支持率は2週間前の調査から4ポイント上昇した。

 ただ、依然として回答者の80%がオランド氏の施策は効果が薄いと考えていることも分かった。同氏の支持率は昨年10月に26%にまで落ち、現代の仏大統領としては最低を記録した。(c)AFP