FCバルセロナ、新スタジアムは新築せずカンプ・ノウを改修へ
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【1月21日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のサンドロ・ロセール(Sandro Rosell)会長は20日、カタルーニャ(Catalan)自治州内の別の場所にスタジアムを新築する案を却下し、現在のカンプ・ノウ(Camp Nou)を改修することを発表した。
記者会見で、ロセール会長は次のように述べている。
「経営陣は、現カンプ・ノウを改修する計画を進めることを満場一致で決定した。新たな場所にスタジアムを建設する選択肢は消えた。(新設にかかる)費用はクラブの財政を脅かす危険性があった」
「(候補地だった)ディアゴナル(Diagonal)へ移設する場合の費用は非常に高額で、(改修費用の)およそ2倍にもなる。どちらの選択肢も甲乙付けがたく、難しい決断だった」
ロセール会長は、経営陣は「実行可能な計画を提案する」責任があるということを強調した。
クラブで財務戦略を担当するジョルディ・モシ(Jordi Moix)理事は、スタジアムの改修計画について、「捻出可能な」6億ユーロ(約850億円)を投資することで、収容人数が9万9000人から10万5000人に増える「複合技術プロジェクト」であると説明している。
スタジアム改修費用は4億ユーロ(約570億円)程度になる見込みで、残りは設備の増強に充てるとハビエル・ファウス(Javier Faus)副会長はコメントした。
また、ファウス副会長はFCバルセロナのソシオ(会員)による投票が4月5日と6日に予定されており、そこで承認されれば6年から8年の工期をかけて改修計画が実行に移されるとしている。
カンプ・ノウは1957年にオープンした欧州最大のスタジアムとなっている。(c)AFP