【1月15日 Relaxnews】仏パリ(Paris)のロマンスと、北極圏の荒野──一見、無縁のようにみえる二つの世界が、雪と氷でできた世界最大のホテル、スウェーデンの「アイスホテル(Icehotel)」に新登場したスイートルームで一つになった。

 フランスのデザイン・デュオ、レ・アトリエ・ド・ジェルメーヌ(Les Ateliers de Germaine)が手掛けた1室「Up There」は、氷の壁に彫刻されたパリ・モンマルトル(Montmartre)の街並みが印象的だ。

 デザイナーのリュック・ボアザン(Luc Voisin)氏とマチュー・ブリソン(Mathieu Brison)氏は「魔法の街、伝説の都市、ロマンチックな街、詩的な街、象徴的な街」といわれるパリをイメージし、芸術家のインスピレーションの源であり、また世界中から何十億人もの観光客が訪れる目的地であるパリを祝福したかったと話している。

 このスイートルームは、スウェーデン北部のユッカスヤルヴィ(Jukkasjärvi)にある「アイスホテル」が特別設計した「アート・スイート」10室のうちの1室。「アイスホテル」は今年で24年目。雪と氷でできているため毎年建て替えられている。

 アイスホテルの詳細はこちら。 www.icehotel.com(英語)

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