【1月13日 AFP】スイス・チューリヒ(Zurich)で13日に行われる2013年世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」の授賞式では、ここ数年リオネル・メッシ(Lionel Messi)によって日陰に追いやられてきたクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、そのメッシとフランク・リベリ(Franck Ribery)を抑えてトロフィーを掲げることが有力視されている。

 各代表チームの監督と主将、さらに世界各国のジャーナリストの投票で選出されるFIFAバロンドールは、当初の23人から最終候補3人に絞り込まれ、投票もすでに終わっている。

 メッシは5年連続となるバロンドール受賞の可能性が残るが、今回はFCバルセロナ(FC Barcelona)のスターであるメッシもほとんど話題には上らず、所属のレアル・マドリード(Real Madrid)とポルトガル代表の双方で得点を量産したロナウドの対抗馬になるのは、クラブレベルで驚異的なシーズンを過ごしたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のリベリだとみられている。

 今回のバロンドールについては、国際サッカー連盟(FIFA)と共催の仏サッカー専門誌「フランス・フットボール(France Football)」が「十分な投票数が集まらなかった」ことを理由に、元々の投票締め切りである11月15日から期日を伸ばしたことが議論を呼んでいる。