【1月13日 AFP】スキージャンプW杯2013-14は12日、オーストリアのタウプリッツ(Tauplitz)で男子個人第14戦が行われ、ペテル・プレヴツ(Peter Prevc、スロベニア)が初優勝を飾り、最長不倒を記録した葛西紀明(Noriaki Kasai)が3位に入った。

 前日行われた第13戦で歴史を刻んだ葛西に次ぐ2位に入っていた21歳のプレヴツは、369点を記録した。

 地元期待のグレゴア・シュリーレンツァウアー(Gregor Schlierenzauer、オーストリア)が366.9点で2位、この日の最長不倒201メートルを記録した葛西が365.8点で3位に入った。

 41歳の葛西にとっては、前日にW杯史上最年長勝利を飾ったこともあり、この週末は忘れられないものとなった。

 スイスのシモン・アマン(Simon Ammann)は1本目を終えて首位に立っていたが、365.5点で4位に終わった。

 この日9位に終わったポーランドのカミル・ストフ(Kamil Stoch)が総合首位の座を守ったものの、2位につけるシュリーレンツァウアーとのポイント差は11点となっている。葛西は総合では4位につけている。(c)AFP