【1月10日 AFP】米国務省主催による宇宙開発の閣僚級国際会議が9日、日本や中国、インド、ロシアなど約30か国が参加して開催された。

 すでに多くの国々が国際宇宙ステーション(International Space StationISS)の運用で協力体制をとっているが、今回の会議はISSより遠方の宇宙探査に向けた世界的な協力体制の枠組み作りに着手することを目指して行われた。

 欧州委員会(European Commission)の企業・産業総局のポール・ワイセンベルク(Paul Weissenberg)氏は「いま宇宙に投資することは、未来の雇用、成長、イノベーションに投資することだ」と語った。

「これは人類の未来のための投資だ」と、イタリア宇宙当局のエンリコ・サジェッセ(Enrico Saggese)局長は同意を表明した。(c)AFP/Jo Biddle