ドバイ若者の「お笑い動画」で有罪の米男性 「いけにえにされた」
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■「政府批判への恐れでいけにえに」
カシムさんの制作した19分の動画「サトワ・コメディースクール(Satwa Comedy School)」は、ドバイのサトワ地区の若者たちを題材にしたお笑い動画。サトワ地区の若者たちはヒップホップ風の衣服を着てラップ音楽を聴く屈強な「ギャング団」を自称しているが、実際はとても穏やかだとして知られている。
動画の中で、カシムさんと友人たちは最新の「サトワG流の戦闘術」を学ぶ。新聞紙の的に靴を上手に投げる方法や、極度の危険の際に携帯電話で助けを呼ぶ方法などだ。
「私の考えでは、現地の政治状況を考慮するに、彼ら(UAE当局)は民主主義を恐れている。彼らはUAEの人々に対し、『ふざけた動画を作るだけでもこのような措置をとるぞ』というメッセージを出したかったのだ」とカシムさんは言う。「だから本当に政府の批判をする人に対して、彼らがどういう行動をとるか想像してほしい。つまり(この事件は)警告であり、われわれはそのいけにえになったのだ」
カシムさんの事件は、ウィル・フェレル(Will Ferrell)さんら米国の著名コメディアンたちの目に留まり、注目を集めた。フェレルさんはカシムさんの釈放を求める動画を制作した。(c)AFP