シューマッハ氏のスキー事故、「装備や速度に問題なし」
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【1月8日 AFP】(記事更新)昏睡状態が続いている元フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)ドライバー、ミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏のスキー事故に関する調査を行っている当局が8日、記者会見し、シューマッハ氏に致命的な負傷をもたらした可能性のある原因について、スキー装備や標識の不備、スピードの出し過ぎなどを除外した。
調査チームによると、シューマッハ氏は、事故直前にゲレンデから外れ、事故当時はゲレンデ外(オフピステ)で滑走していたが、その境を示すゲレンデ端の標識の設置方法は、法の規定を満たしていた。また滑走速度も制御可能な範囲だったという。
シューマッハ氏は前月29日、仏アルプスの高級リゾート・メリベル(Meribel)のゲレンデでオフピステを滑っていた際に転倒し、頭を岩にぶつけ、ヘリコプターで搬送されたグルノーブル(Grenoble)市内の病院で緊急手術を受けた。現在は医療措置で人工的な昏睡状態に置かれている。
調査チームは事故原因を特定しようとしており、またスキー場やレンタルスキー店など、もしくはシューマッハ氏自身に何らかの過失がなかったかどうかについて調べている。
調査班を率いるパトリック・クインシー(Patrick Quincy)検事は報道陣に対し、スキーコースの端を示す表示規則は遵守されており、またシューマッハ氏は自分で意図してオフピステに進入したと語った。
また調査に加わっている警官の1人は、スキー装備は事故原因ではないと述べた。さらにクインシー検事は「われわれはスピードも重要視していない」と付け加えた。(c)AFP