【1月8日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)は7日、アンドリュー・バイナム(Andrew Bynum)とドラフト指名権とのトレードで、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)からルオル・デン(Luol Deng)を獲得したと発表した。

 今季ブルズで23試合に先発している28歳のデンは、自己最高となる1試合平均19.0得点、6.9リバウンド、3.7アシストの成績を残し、フィールドゴール(FG)成功率は45.2%を記録している。

 シカゴ・トリビューン(Chicago Tribune)紙の報道によると、デンはブルズから年俸約1000万ドル(約10億円)で3年もしくは4年の契約延長オファーを拒否しており、シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となるはずだった。

 キャバリアーズは今回のトレードで、バイナムに加えて将来の3つのドラフト指名権と、他チームから獲得していた2015年のドラフト1巡目指名権をブルズに譲り渡している。

 一方、ブルズは獲得したバイナムを即日解雇している。これにより、バイナムの年俸1230万ドル(約13億円)の半分が保証されるかは他チーム次第となるが、数日後にFAなることが濃厚となっている。

 すでに大黒柱のデリック・ローズ(Derrick Rose)が膝のけがでシーズン絶望となっているブルズだが、今回のトレードによってぜいたく税を1000万ドル以上も節約できると同時に、長期的な視野でのチーム再建に向け、ドラフトで若くて有望な選手を獲得するチャンスを手に入れた。

 バイナムは前年12月28日、チームに悪影響を与える行為を行ったとしてキャバリアーズから無期限活動停止を言い渡されていたが、そのまま所属していれば年俸が満額で支払われるはずだった。バイナムの今季の成績は1試合平均8.4得点、5.3リバウンドとなっている。(c)AFP