【1月7日 AFP】スキー中の事故により昏睡状態が続いている元フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)ドライバーのミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏の容体に「わずかな改善がみられた」と、同氏に近い関係者が6日、明かした。

 シューマッハ氏は先月29日、フランス・アルプス(French Alps)のスキーリゾート・メリベル(Meribel)で事故に遭って以来、危険な状態が続いており、搬送された仏グルノーブル大学病院(Centre Hospital du Grenoble)で人工的に昏睡状態に置かれているが、近しい関係者が匿名を条件にドイツのスポーツ通信社SIDに語ったところによると、6日までにわずかだが改善の兆候がみられ、家族も容体の好転に期待を抱いているという。

 これに先立ち、シューマッハ氏の治療にあたっている医師団は同氏の容体について「安定はしているが、重篤な状態であることに変わりはない」と発表していた。また医師団は、プライバシー保護のため、シューマッハ氏に施されている治療の詳細については当面公表しないとしている。

 一方、シューマッハ氏の事故について調査しているフランスの検察当局は、今週8日に記者会見を開く見込みだ。

 当局は事故当時、同氏が転倒した際に滑っていた速度を中心に、スキーコースのエリア制限が正しく表示されていたか、同氏が頭部をぶつけたとされる岩が、何らかの保護対策や標識などを必要とするほどコースに近い位置にあったかどうかなどについて調べている。また、シューマッハ氏が事故当時に着けていたヘルメットに搭載されたカメラから、何らかの手掛かりが得られることを望んでいる。(c)AFP/Antoine AGASSE