今大会サービスゲームを全てキープしていたフェデラーだったが、試合開始から緩慢な動きでブレークされると、ヒューイットにさらに2度ブレークされて27分で第1セットを落とした。

 第2セットに入っても流れは変わらず、ヒューイットが楽々とサービスゲームをキープする中、フェデラーは苦しんだ。

 それでもフェデラーは徐々に調子を取り戻し、エラーの割合を下げてヒューイットにプレッシャーをかけ始めるとブレークし、さらに3本連続のエースを決めて第2セットを奪った。

 第3セットに入るとヒューイットがサーブに苦しんだが、意外にもフェデラーが先に崩れ、第4ゲームのブレークポイントでフォアハンドショットが長くなり、このゲームをキープすることができなかった。

 その後、ヒューイットはゲームカウント4-1とリードを奪うと、アドバンテージを守り切りタイトルを勝ち取った。(c)AFP