【1月3日 AFP】ゴリラにペンギン、さらにはアリまでも――英ロンドン(London)にあるロンドン動物園(London Zoo)で2日、園内の全ての動物を対象にした毎年恒例の個体数調査が始まった。

 動物園の運営免許更新に必要な措置で、1週間かけて850種超・数千匹にもなる全動物を1匹ずつ数え、登録する。中には、英国で初めて生まれた絶滅危惧種のトカゲなども含まれており、登録データは「国際種情報システム機構(International Species Information System)」を通じて世界中の動物園と共有され、繁殖計画などに役立てられる。

 ロンドン動物園のマーク・ハッブン(Mark Habben)園長は「当動物園にとって、2013年は繁殖面で非常に実り多い年でした。昨年生まれた赤ちゃんバクは来園者に大人気です」と語っている。(c)AFP