「もはや政治犯はいない」、ミャンマー大統領報道官
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【12月31日 AFP】テイン・セイン(Thein Sein)大統領が誓約していた年内の全政治犯釈放に向けて多数の受刑者に恩赦を与えていたミャンマー政府は31日、「もはや政治犯はいない」と発表した。
同国では、2011年の軍政終了以降の大規模な改革の一環として、これまでに多くの政治犯が釈放されてきた。
ミャンマー政府は30日夜、旧軍事政権が反体制派を投獄するのに利用していた緊急規定法や、集会の自由や抗議行動を行う権利に関する法律など、かねて論争の的となっていた一連の法律の下で投獄された人々に恩赦を与えると発表していた。
大統領報道官は自身のフェイスブック(Facebook)のページで、それ以外の法律の下で投獄された5人の受刑者にも恩赦が与えられたことを明らかにし、「2013年末の時点で政治犯はいなくなった」と言明。「大統領は国民に対する誓約を果たした」と述べた。
釈放は31日に始まっており、対象とされた法律の下で罪に問われている人々にも影響する見込みだが、釈放される人数など詳しい情報は明らかにされていない。活動家らは最近、約40人の反体制派が収監されており、さらに約200人が無許可での抗議行動などを理由に裁判にかけられていると話していた。(c)AFP