・現在は人工的に昏睡状態に置かれている。腫れを抑え、また酸素を消耗する不必要な脳活動をさせないために、体温は35度程度に保たれている。パヤン医師によれば、現在の医師団の目標は、すべての外部刺激を減らし、可能な限り多くの酸素を脳に送ることである。

・シューマッハ氏は大きな打撃を頭部に受けたが、ヘルメットによって保護された部分もある。パヤン医師は「この種の事故でヘルメットをしていなければ、その人物はここにはいないだろう」と述べた。

 シューマッハ氏は29日、仏アルプスの高級リゾート・メリベル(Meribel)で、14歳の息子と一緒にゲレンデ外(オフピステ)を滑走中に転倒。頭部を岩にぶつけ、ヘリコプターで病院に救急搬送された。

 手術を担当したステファン・シャバルデ(Stephan Chabardes)教授によれば、シューマッハ氏は病院に到着したときには興奮状態で、質問に答えることができなかった。その後、容体は「急速に悪化」し、昏睡状態に陥ったという。(c)AFP