■7月の大統領選で連立解消

 アフリカ諸国で最も高齢の国家指導者であるジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(89)は、過去33年間にわたり同国の大統領を務めてきた。今年7月の大統領選挙でも圧勝し、5年間の新たな任期に入っている。

 この大統領選で敗れた民主変革運動のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)前首相は、野党支持者が多い都市部の選挙区で多くの有権者が投票所から追い返されたとの報告が寄せられていたと指摘し、選挙で不正が行われたと主張している。ツァンギライ氏は7月の大統領選で敗れるまで、ムガベ氏と権力を分け合う形で2009年に発足した連立政権に参加していた。

 オーストラリア政府は、自由で公平な選挙を促すためジンバブエに対する制裁を緩和していたが、大統領選の結果については英米と共にその信頼性を疑問視し、選挙のやり直しを求めている。(c)AFP