カイロ近郊の交通量多い道路脇で爆発、5人負傷 エジプト
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【12月26日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)近郊で26日、路線バスの近くで爆弾が爆発し、5人が負傷した。
治安当局者などによると、カイロ北方のナスルシティー(Nasr City)でバスの脇に置かれた手製爆弾が爆発した。この他にも爆発物が近くにあったが警察が処理したという。
負傷者は手当てを受けたものの、いずれも重傷ではないという。
内務省によると、爆弾はナスルシティーの交通量の多い通りが交わる交差点脇の茂みに仕掛けられていた。
爆弾は予定より早く爆発した可能性があるが、民間人を狙ったとみられる爆弾攻撃は今回が初めて。
エジプトでは7月に軍がムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領を解任して以来、警察官や政府軍兵士を狙った武装勢力の攻撃が続いており、24日にも北部マンスーラ(Mansoura)の警察本部で自動車爆弾による自爆攻撃があり警察官ら15人が死亡している。
また、25日には軍が支援する暫定政府がモルシ前大統領の出身母体であるイスラム組織「ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)」をテロ組織に指定。国際テロ組織、アルカイダ(Al-Qaeda)に感化された国内グループが犯行声明を出しているにもかかわらず、24日の警察本部攻撃は同胞団の仕業と非難した。
一方、モルシ前大統領の復職を求め、ほぼ日常的に抗議デモを展開しているムスリム同胞団は、デモは平和裏に行っていると主張し、武装勢力による一連の攻撃を非難している。(c)AFP