【12月25日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王(77)はバチカン(Vatican)で24日、就任以来初となるクリスマス・イブのミサを司式し、キリストの降誕で「羊飼い」たちが果たした役割を強調した。

 サンピエトロ大聖堂(St Peter's Basilica)で執り行ったミサで法王は、「聖なる誕生を最初に目撃したのは地元の羊飼いたちだった」と述べ、信仰心の大切さを説いた。

 前法王ベネディクト16世(Benedict XVI)の退位を受け、今年法王に選出されたアルゼンチン出身のフランシスコ法王は、カトリックの信者らに対し、心を開くよう、また「邪悪な精神」と闘うよう呼び掛けた。「もし私たちの心が閉ざされていたなら、もし私たちが自尊心や偽り、利己主義に支配されていたなら、内は暗闇で支配されるだろう」

 一方、サンピエトロ広場(St Peter's Square)では伝統となっているキリスト降誕の場面が再現され、降誕劇も行われた。降誕の場面を制作したナポリ(Naples)の職人は、フランシスコ法王が示した「飾り気のなさ」に敬意を表し、またキリストの降誕に立ち会った民の役割を強調したと説明している。(c)AFP