■アジアやロシアで狙うサンタクロース・ビジネス

 不況下にあり緊縮財政を実施しているフィンランド。それでも議会は今月、サンタクロースを中国に売り込むための予算30万ユーロ(約4300万円)を承認している。

「欧州での短いクリスマスは伝統的なものだが、アジアならばサンタクロースは(クリスマスとは)まったく別個のキャラクターとして売り込める」というのがポーニオ氏の考えだ。

 国営フィンランド航空(Finnair)のアジア路線が増えていることも、追い風となっている。

「これまで日本人観光客は非常に多かったが、中国や香港、韓国やシンガポールからの観光客が増えていることも重要だ。ロシア人はクリスマスが終わっても、1月上旬までホテルを満室にしてくれる」