■「恩赦はPR活動だ」とアリョーヒナさん非難

 一方、アリョーヒナさんは釈放後、恩赦について、人目を引くための単なる広報活動と述べ、刑事施設に収容されたままの方がましだったと非難した。

 アリョーヒナさんは民間テレビ局ドシチ(Dozhd)に対し、受刑者のごく一部にしか恩赦が適用されなかったことを指摘し「(今回の釈放を)恩赦だとは思わない。これは冒とくだ」と語った。「この恩赦は人道的行為ではない。これは人目を引くためのPR活動だ」と語った。

 1年10月にわたって服役していたアリョーヒナさんは、プーチン大統領に対する考えは変わっていないと述べ、仮に拒否することができたのならば恩赦を拒否していたと語り、「だが今回の状況下では、私はただ移送されるがままの肉体に過ぎず、私に決められることは何一つなかった。もしも拒否することができたのなら、私は間違いなくそうしていた」と述べた。

 さらにアリョーヒナさんは「受刑者のうち10%も釈放されていない」と述べ、収容されていたニジニーノブゴロド(Nizhny Novgorod)の刑事施設の被収容者たちの権利のために今後も闘うとし、「刑務所で最もつらかったことは、人々があきらめるのを目撃すること。彼らは手をだらりと落とし、そしてただの塊と化す」「人権の擁護が私の計画している活動だ」と語った。(c)AFP