【12月20日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は19日、スペイン代表のアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)と少なくとも2018年まで契約を延長することで合意に達したことを明らかにした。

 FCバルセロナのサンドロ・ロセール(Sandro Rosell)会長は、この日の記者会見で「イニエスタと契約延長で合意した。そしてわれわれは握手を交わした。それで十分だ」と語っている。

 ロセール会長は23日に正式契約を結ぶ予定であることを明かし、数週間にわたり取りざたされたチームの象徴ともいえる選手の去就に関するうわさに終止符を打った。

 ロセール会長によると、29歳のイニエスタの契約は2018年まで延長され、その後は成績に応じて1年ごとに更新されるとしている。

 金銭面については明かされていないものの、ロセール会長は9月にイニエスタはチームで2番目の高給取りであるべきだとの見解を示していた。

 FCバルセロナのユース出身の生え抜きで、いくつかの欧州の強豪クラブが獲得に興味を示していると報じられていたイニエスタは、少なくとも34歳になるまでチームに在籍することになる。

 イニエスタの現在の契約は2015年までで、移籍金は2億ユーロ(約284億円)に設定されている。(c)AFP