【12月25日 AFP】アレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏がイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の監督を退任し、イングランドサッカー協会(Football AssociationFA)が設立150周年を迎えた2013年の英国サッカー界には激震が走った。

 年末が近づく中、ライバルクラブがアドバンテージを取るために奮闘し、マンチェスター・ユナイテッドの20年間におよぶ支配は大きな危険にさらされている。

 ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督がチェルシー(Chelsea)に復帰し、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)はトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を去り、プレミアリーグのスタジアム全てにゴールライン・テクノロジーが導入された。

■名指揮官の勇退で岐路に立たされた赤い悪魔

 今年はマンチェスター・ユナイテッドが20度目のリーグタイトルにまい進するというおなじみの流れで始まったが、5月8日午前9時17分に全てが変わった。