【12月19日 AFP】当せん金額が米史上2番目に高い6億3600万ドル(約661億円)に膨れ上がっていた米国の宝くじ「メガミリオンズ(Mega Millions)」で出た2枚の当たりくじのうち、1枚の持ち主が18日に名乗り出た。

 ジョージア(Georgia)州の宝くじ運営本部に当せん番号の「8、14、17、20、39、7」が並んだくじを持って現れたのは、アトランタ(Atlanta)郊外に住むアイラ・カリー(Ira Curry)さん。

 同州の宝くじ運営本部の声明によると、カリーさんは「信じられません。まだ夢を見ているようです」と話したという。カリーさんは家族の誕生日を基に番号を選んでいた。当せん金は分割ではなく一括で受け取る。

 今回の当せん金額は、2012年3月に当せん者3人で分けた史上最高額の6億5600万ドル(約682億円)より2000万ドル(約21億円)少ない史上2番目となっていた。

 今回はもう1枚、カリフォルニア(California)州で当たりくじが販売されているが、その購入者はまだ明らかになっていない。

 メガミリオンズは、全米50州のうち43州で販売されている。今年10月にルールが変更されて当せんの確率は2億5900万分の1に下がったが、宝くじ1枚の価格は1ドル(約104円)のままだ。(c)AFP