【12月18日 AFP】化学兵器禁止機関(Organisation for the Prohibition of Chemical WeaponsOPCW)の執行理事会は17日、シリアの化学兵器の廃棄計画の詳細について、最終的な合意に達した。

 シリアが保有する化学兵器の2014年半ばまでの廃棄を目指す計画は、最近になって遅れを見せており、実現に向けては内戦が続くシリア国内の治安上・技術上の問題が立ちふさがっているが、OPCWの執行理事会は廃棄に向けた各期限は変更しないことを決めた。

 OPCWの報道官は、執行理事会についてのコメントを拒否したが、理事会に出席したある外交官はAFPに対し、国際的な廃棄計画が承認されたと語った。承認された廃棄計画の詳細は、18日に発表される予定。

 シリアの化学兵器廃棄には数か国が協力を申し出ている。米国は化学兵器禁止条約で「カテゴリー1」と定められているマスタードガス、サリン、VXなどの化学兵器数百トンを、船舶に積んだ特殊な設備を使用して公海上で処理するとしている。 (c)AFP