【12月14日 AFP】米コロラド(Colorado)州センテニアル(Centennial)のアラパホー高校(Arapahoe High School)で13日、銃乱射事件が発生し、生徒2人が負傷した。同校の生徒とみられる容疑者は自殺したとみられ、死亡が確認された。

 アラパホー郡の保安官によると、重傷を負った生徒は病院に搬送されて手術を受けた。もう1人は軽傷だという。容疑者は同校に勤める教師の1人を標的にしていたとされる。

 コロラド州では昨年、今回の事件現場からわずか数キロしか離れていないオーロラ(Aurora)の映画館で銃乱射事件が起きたほか、1999年にはコロンバイン高校(Columbine High School)で同様の事件が発生している。

■学校での銃乱射事件はこの1年で25件目

 また昨年12月14日には、コネティカット(Connecticut)州ニュータウン(Newtown)のサンディフック小学校(Sandy Hook Elementary School)で銃乱射事件が起き、児童20人を含む26 人が犠牲になった。この事件からの1年間に発生した学校での銃乱射事件は、今回で25件となった。

 米国内では、サンディフック小学校での事件からちょうど1年となる14日を前に、長年にわたって続いてきた銃規制に関する議論が再燃しているところだった。