【12月13日 AFP】サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督が、イタリア・セリエA、ACミラン(AC Milan)への移籍が決まった本田圭佑(Keisuke Honda)に対し激励の言葉を贈った。

 1998年から2001年にかけてミランの指揮を執った経験もあるザッケローニ監督は、27歳の本田にとって、これはほんの始まりに過ぎないと語る。

「技術と戦略に加え、本田には非常に強い精神力がある。これはミランでプレーするにおいて必要不可欠な要素だ」とザッケローニ監督は12日、取材に対し答えた。

「当然のことだが、ポジション争いは厳しい。しかし本田は体力面、技術面、精神面とも十分戦っていける能力を持っている」

 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ(Adriano Galliani)CEOが発表したところによると、これまでCSKAモスクワ(CSKA Moscow)で活躍した本田は来年早々、新天地でチームと合流するという。

 契約は2017年6月までで、年俸は550万ユーロ(約7億8千万円)と報道されている。

 本田はオランダ1部リーグのVVVフェンロ(VVV Venlo)で2シーズンにわたってプレーした後、2010年にロシアのCSKAモスクワに移籍した。

 また日本代表としては52試合に出場し、2010年W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)での2得点を含める合計20得点を挙げている。(c)AFP