【12月11日 AFP】(写真追加)南アフリカの首都プレトリア(Pretoria)で11日、ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領の遺体が、国旗が掛けられたひつぎに納められ政府庁舎ユニオンビル(Union Buildings)へ行進した。マンデラ氏の遺体はユニオンビルに3日間、公開安置される。

 行進は第1軍病院(1 Military Hospital)から出発。道路脇には国旗を振る市民の姿が見られた。ユニオンビルに到着後、車両からひつぎが降ろされ、同ビルの円形競技場型の広場への階段を進んだ。ひつぎのすぐ後ろを、マンデラ氏の孫のマンドラ・マンデラ(Mandla Mandela)氏が続いた。

 マンデラ氏のひつぎは開かれ、広場にある立方体の台座の上に安置された。同広場はマンデラ氏の名を採って改称される予定となっている。(c)AFP/Giles HEWITT